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はじめての登山 ルールとマナー ~俵山、一ノ峯・二ノ峯編~
2023.6.8
西原村には、俵山をはじめたくさんの山があり、登山家の方にはもちろん、初心者の方でも楽しんでいただけます。
たくさんの方々が登山を楽しむため、登山にもマナーやルールがあります。例えば、登山中は離合の際、登りの人を優先し、下る人は待っておくといったもの、追い抜くときは声をかけるなどがあります。
今回は西原村で有名な登山スポットである俵山、一ノ峯・二ノ峯において知っておいていただきたい情報、そして初めての方でもわかりやすいルールとマナーをお知らせします!
★ 俵山、一ノ峯・二ノ峯におけるコース紹介は こちら
①必ず登山届を提出しましょう。
登山届とは?
日時やメンバーや登山のルート、持っていく装備など、自分たちの登山計画のすべてをまとめた書類で、警察や第三者に自分たちの行動を知らせるための物です。
【俵山、一ノ峯、二ノ峯を登山の場合】
🚨大津警察署 869-1235 菊池郡大津町大字室676番地
電話番号:096-294-0110
その他の山は各管轄警察署にて対応
★おすすめ!【お持ちのスマートフォンやパソコンでも提出できます!】
HP:https://www.pref.kumamoto.jp/site/police/8751.html
🌳登山届を提出して、安心安全な登山を心がけましょう♪
②天候や体調に心配があるときは、登山を中止して下山しましょう。
山の天気はとても変わりやすいです。必ず気象データをチェックしましょう。
そして、体調管理も怠ってはいけません。当日の体調もそうですが、前日までも体調管理に注意しましょう。
すこしでも天気や体調に違和感がある場合は、すみやかに下山しましょう。
🌤️【国土交通省 気象庁 気象データ】はこちら
③登山計画は余裕をもって。
自分の体力や経験にあった山を選びましょう。ブログやYouTube 等をみてシミュレーションするのも大切です。
初めてではない方でも、登山計画には十分余裕を持ちましょう。
⛰️おすすめのサイト YAMAP/ヤマップ こちら
☀️西原村観光協会「一ノ峯・二ノ峯登山」 こちら
④必要な装備は身につけましょう。
季節によって山と平地では寒暖差がかなりあります。暑さ寒さどちらにも対応できるような服装を準備しましょう。
そして、急な雨の場合などのためにも、レインコートなどの雨具を常備しましょう。
⛰詳しいサイト YAMAHACK こちら
⑤行動食は持参しましょう。
登山ではたくさんのカロリーを消費します。登山中に十分なカロリーを摂取しないと体がばててしまいます。このことを登山用語で「シャリバテ」といいます。
エネルギーを補給するのにおすすめなのはチョコレートやようかんなど1つで100cal以上補給でき、なおかつ持ち運びしやすいものがおすすめです。
⑥無理なく自分のペースで適度に休憩を取りましょう。
山には様々な傾斜やきちんと整備されていない道を通ります。整備されている場所でも俵山は、地震の影響などですこし崩れている木の階段を登らなくてはならないため、体力を奪われます。無理なく自分のペースで登山しましょう。
⑦希少植物の持ち帰りは禁止です。
花や実、昆虫採取もできません。また、登山道を外れて歩くと貴重な生態系に影響を及ぼすため、登山道以外は歩かないようにしましょう。私たち登山者が自然界の生態系を守る意識をしましょう。
⑧ごみは捨てずに持ち帰りましょう。
あたり前なことではありますが、持ってきたごみは持ち帰りましょう。
「来た時よりも美しく」を合言葉に、登山をする皆さんで心がけましょう。
⑨火の扱いには十分注意しましょう。
火は山火事の原因となります。地域や場所によっても火気厳禁が多いです。
火の取り扱いには十分注意しましょう。
⑩野焼きや放牧に気をつけましょう。
俵山や一ノ峯・ニノ峯は、他の山とは違い大自然を生かし牛や馬などの動物の放牧や毎年2月から3月にかけて、阿蘇一帯では野焼きがあります。動物に注意するのと同時に、野焼きの時期にも気をつけましょう。
野焼き情報 こちら
※西原村観光協会のホームページにて野焼きの時期の際に情報発信いたします。
随時ご確認ください。
🌳野焼きの目的
野焼きによってダニなどの人畜に有害な虫を駆除するとともに、牛馬の餌である草を育てています。野焼きをやめると木が生い茂り草原はなくなります。この阿蘇の美しさは野焼きによって保たれています。
⑪危険動物には注意しましょう。
山には、野生のシカやイノシシのほかにも、蛇などが生息しています。
もし、遭遇してしまったら
・大声で威嚇しない
・走って逃げない
・こちらから近づかない
を心がけましょう。
以上のことを登山者のみなさんでこころがけて行き、安全安心の楽しい登山にしましょう。